説明・同意の上で治療を進めます
治療前・治療後のカウンセリングを大切にしています

くまざわ歯科医院では、「しっかり説明し、納得いただいてから治療を進める」ことを何よりも大切にしています。
私たちは、歯科治療を患者さまご本人と共に進めていく医療だと考えています。
「どこを、なぜ、どう治療するのか」
「どんな選択肢があるのか」
「どれくらいの期間と費用がかかるのか」
これらを患者さまが理解され、ご自身の意思で選択できるよう、治療前と治療後に必ず丁寧なカウンセリングを行っています。
医院側の「説明」ではなく、患者さまの「理解」が大切です

医療の現場では、時として「一通り説明したから大丈夫だろう」と、説明する側の自己満足に終わってしまうことがあります。
しかし、患者さまにとって大切なのは、「説明された」ことではなく、「本当に理解できたかどうか」です。
専門用語を並べられても、「何となく」でしか分からないまま治療が始まると、不安が残ります。
くまざわ歯科医院では、“患者さまの理解度”を第一に考えたカウンセリングを心がけています。
当院が行っている丁寧なカウンセリングの取り組み
1. 初診カウンセリング(初回相談)
初めてご来院いただいた際には、まずは患者さまのご不安・ご希望をじっくり伺います。
どのような症状で困っているか
これまでの歯科治療で嫌だったこと
治療へのご希望(痛くない治療、削らない治療など)
をカウンセリングルームまたはチェアサイドで丁寧にお聞きします。
この段階では、いきなり治療には入りません。「お話しすること」も大切な治療の一部です。
2. 検査と説明のタイミング

検査内容は以下のように多角的に行います。
レントゲン撮影(必要に応じて10〜14枚法など)
口腔内写真の撮影
歯周ポケット検査(歯周病チェック)
お口全体の型取り(診断用模型の作製)
これらの検査結果をもとに、患者さま一人ひとりの「お口の健康状態」を可視化し、理解しやすく丁寧にご説明します。
3. セカンドカウンセリング(治療計画のご説明)

検査結果をもとに、治療計画をご提案します。
この時、くまざわ歯科医院では「一口腔単位」の考え方に基づいて、お口全体の健康を見据えた治療計画を立案します。
どの歯にどのような問題があるか
治療の優先順位はどうなっているか
治療法の選択肢とメリット・デメリット
治療にかかる期間・費用の目安
これらを、口腔内写真・レントゲン・模型などのビジュアル資料を使いながら、専門用語をなるべく使わずに説明します。
患者さまが「なるほど、そういうことなんですね」とご納得されるまで、何度でも丁寧に説明いたします。
4. 治療中・治療後も随時確認・説明
治療が進む中でも、毎回どんな治療をするのか、「今日はこういう処置を行います」とお伝えしてから治療に入ります。
また、処置の途中で何か異常があれば、その場で確認し、必要であれば治療計画を調整することもあります。
さらに治療が完了した際にも、「どういう処置をしたのか」「今のお口の状態はどうか」を説明し、今後のメンテナンスや定期検診の必要性についてご案内します。
治療の“結果”がしっかり説明されることで、患者さまの「安心感」につながり、再治療を防ぐモチベーションの維持にもつながります。
見てわかる・納得できる資料の活用

当院では説明の際に以下のような視覚的な資料を活用しています。
口腔内写真(ご自身の歯の状態をモニターに表示)
レントゲン画像(骨の状態やむし歯の進行具合が明確に)
診断用模型(咬み合わせや歯並びのバランスを見る)
リーフレットやイラスト資料(むし歯・歯周病・治療法など)
患者さまご自身の「見える情報」があることで、不安が和らぎ、納得して治療に臨めるようになります。
「自分の口のことが分かった」と思っていただけるように

当院で大切にしているのは、一方的な「説明」ではなく、双方向の「対話」です。
「こう言われたけど、実はよく分かっていない」
「質問したかったけど聞けなかった」
そんな想いを抱えたまま治療を進めることがないように、患者さまの理解度を確認しながら進めることを常に意識しています。
患者さまのご理解とご同意が得られない限り、無理に治療を進めることはありません。
複数の治療法がある場合も、それぞれの選択肢についてきちんと説明したうえで、最終的には患者さまご自身に選んでいただきます。
これは、医療における「インフォームド・コンセント(説明と同意)」の基本原則であり、当院がもっとも大切にしている考え方のひとつです。
「分からないまま治療されるのは怖い」
「本当にこの治療が自分に合っているのか不安」
そんな気持ちをお持ちの方こそ、ぜひ一度、くまざわ歯科医院にご相談ください。