予防歯科・定期検診
- 歯の健康
- 歯ぐきの健康
- お口の清潔度
採取 「10秒間、お口全体をしっかりすすぐ」
少量の水でお口全体にいきわたるように10秒間しっかりすすぎ、紙コップに吐き出してください。
患者さんにご協力いただくのは、これで完了です!測定 「口内環境測定システムで6項目を測定します」
口内環境測定システム SillHa(シルハ)を使用して、歯の健康 歯ぐきの健康 お口の清潔度に関する6項目を測定します。
わずか5分で測定結果がわかります。共有 「その場で測定結果をお渡しします」
わかりやすくグラフ化された測定結果をお渡しします。
お口の健康状態が一目でわかります。
何か気になることがあれば、お気軽にスタッフにおたずねください。
治療の前に、そして治療の後も、お口の健康を守るために

「むし歯になってから歯医者に行く」
「痛くなったら治療すればいい」
そんなふうに考えていませんか?
実はこの考え方、あなたの大切な歯をどんどん失ってしまう原因になっているかもしれません。
くまざわ歯科医院では、「悪くなる前に防ぐ」「治療が終わった後こそ守る」という視点で、予防歯科と定期検診に力を入れています。
予防歯科 ~治す前に、悪くならない工夫を~
むし歯や歯周病は「予防」できる病気です

むし歯も歯周病も、「なってから治療」するのではなく、「なる前に予防」することができる病気です。
しかし実際には、症状が出るまで放置してしまう方が多く、結果的に歯を削ったり、抜いたりすることになります。
当院の予防歯科では、
「なぜ虫歯になったのか」
「なぜ歯ぐきが腫れるのか」
といった「原因」に着目し、個々の患者さまに合った予防方法をご提案しています。
唾液検査(シルハ)でリスクを“見える化”

予防の第一歩は、自分自身のリスクを知ることです。
当院では、より詳しく歯周病のリスクを分析するために、唾液検査「シルハ」を導入しています。
この検査では大きく3つのことが分かります。
これに関する以下6項目を判定します。
虫歯菌
酸性度
緩衝能
白血球
タンパク質
アンモニア
これにより、「なぜ自分が虫歯や歯周病になりやすいのか」が明確になります。
数値やグラフで示されるので、お子さまから大人まで直感的に理解でき、予防意識が高まります。
当院の唾液検査は簡単3ステップです



フッ素 or ポリリン酸の選択ケア
当院では、患者さまのカリエスリスク(虫歯のなりやすさ)に応じて、使用する薬剤を使い分けています。
子どもの場合は、「ポリリン酸ホワイトニングジェル」(自費対応)
大人には、「フッ素」または「ポリリン酸ホワイトニングジェル」を選択可能
ポリリン酸には歯の表面を滑らかにし、ステインを防ぐ効果もあり、見た目の美しさと予防を両立できます。
歯磨き指導(TBI)でセルフケアをレベルアップ

唾液検査の結果をもとに、歯科衛生士が患者さま個々に最適な歯磨きの方法をお伝えします。
歯ブラシの当て方、磨く順番、フロスや歯間ブラシの使い方など、細かく丁寧にご指導します。
一人ひとりお口の形も、クセも違います。
だからこそ「自分だけの正しい歯磨き」を知っていただくことが、何よりも重要です。
エアフローによる快適なバイオフィルム除去(5,000円・自費)

歯の表面に付着した「着色」は、通常の歯磨きでは取り除けません。
当院では、専用のパウダーをジェット噴射で吹きかけて汚れを除去する「エアフロー」を導入しています。
エアフローで、着色を除去した後にできる歯の表面にできる小さな傷を、特殊な「トリートメントジェル」をゴム製のカップにつけて、優しく丁寧に、磨きあげて最後に仕上げます。
そうすることで、本来の歯の色にもどすことができます。
痛みがなく、やさしい施術
歯の表面のプラークをしっかり除去
着色汚れ(ステイン)もスッキリ
PMTCでプロフェッショナルなケア

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科衛生士が専用器具を用いて行う歯のクリーニングのことです。
心地よい施術なので、「まるでエステのよう」と感じる方も多く、リピーターが多いケアです。
歯の表面や歯間の汚れを徹底的に除去
再石灰化を促し、むし歯予防に効果的
口臭予防にもつながる
予防歯科は、すべての治療の“土台”です
予防歯科をしっかり行っておくことで下記のようなメリットがあります。
くまざわ歯科医院では、予防歯科は治療の前にも、治療中にも、そして治療後にも欠かせないと考えています。
治療中のトラブルが減る
セルフケアの質が高まり、治療の成功率が上がる
治療後の再発を防げる
定期検診 ~治療の終わりは、健康のはじまり~

治療が終わった歯、守れていますか?
「治療が終わったから、もう安心」
実はその後こそが、お口の健康を守るためのスタート地点です。
むし歯や歯周病は、再発しやすい病気です。特に、一度むし歯になった歯は、二度と元の健康な状態には戻りません。
だからこそ、定期的なチェックとメンテナンスが何よりも重要なのです。
定期検診の頻度は?
患者さまのお口の状態に合わせて、1〜3ヶ月ごとの定期検診をおすすめしています。
定期検診の間隔が長すぎると、知らない間に再発や新たなむし歯が進行してしまうことがあります。
歯周病が進行している方:1ヶ月ごと
安定している方:3ヶ月ごと
治療中の方:状況に応じて調整
定期検診で行うこと

歯ぐきの状態チェック(歯周ポケット検査)
むし歯の有無・進行状況のチェック
咬み合わせ・修復物のチェック
PMTCまたはエアフローによるクリーニング
歯磨き指導(TBI)の再確認
これらを通じて、お口の状態をリセット&メンテナンスしていきます。
小さな変化も見逃しません
定期検診で見つけられる「小さな異変」は、患者さまご自身では気づきにくいものです。
小さなむし歯の発見 → 削らずに済む可能性
歯周病の初期サイン → 痛みなく進行するため早期発見が鍵
修復物の劣化 → 早めの処置で二次むし歯を防ぐ
これらを痛みが出る前に対処することが、歯を守る最短の方法です。
予防と定期検診の組み合わせが、歯の寿命を延ばします
予防ケアと定期検診を継続することで、80歳になっても自分の歯を20本以上保てる可能性が高まります(8020運動)。
「今は問題ないから歯医者に行かない」ではなく、「今こそ行っておく」ことが、未来の自分への最大のプレゼントです。
一生涯、自分の歯で食べる喜びを守るために。
くまざわ歯科医院と一緒に、今日から「予防」と「定期健診」を始めませんか?