2024年6月号
2025/05/19
6月号.「信州の鎌倉」で文化遺産の神社仏閣を見て来ました。
先月、長野県上田市塩田平にある歴史的文化遺産の神社仏閣を見て来ました。
まずは、日本のちょうど真ん中に位置する神社【生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)】へ向かいました。
ここは、その名にあるように、生命力を与える「生島大神」と満足を与える「足島大神」の2つの神が祀られています。
また、戦国時代には武田信玄が上杉謙信との川中島合戦に向かう途中、立ち寄った神社と言い伝えられています。
朱色の大きな鳥居をくぐり境内に入ると、池の中島にある社殿が目に入ります。

自然豊かな木々や池に囲まれた歴史のある赤い神社で、心清やかに参拝して来ました。
次に、別所温泉にある【安楽寺】を訪ねました。境内に入ると、日陰で涼しい杉の木々の中に坂道があります。
この石段を登り切った先に、日本最古の禅宗様建築である木造の【国宝・八角三重塔】が光輝く様にそびえ立っていました。

近くで見ると、屋根裏に細かい木組みがぎっしりと詰まっていることが分かります。
その精巧かつ繊細な歴史ある建物の美しさに感動しました。また、遠目で見ると「四重塔」に見える驚きもありました。
こうして、「信州の鎌倉」と呼ばれている塩田平で、日本列島の中心の鎮座する神社で参拝し、古代建築物である木造の三重塔などの日本遺産を見て、感動の時を過ごすことができました。