５月号.長野県「奈良井宿」でレトロな建造物を見て来ました。

先月、長野県塩尻市にある【奈良井宿（ならいじゅく）】を散策して来ました。
ここは、江戸時代に江戸と京都をつなぐ街道の一つ「中山道」でもあり、南北に約１㎞続く日本最長の宿場です。
また、”重要伝統的建造物”が保存されているので、古い建物が好きな私は、以前から訪ねてみたいと思っていました。

JR奈良井駅を降りて左へ進むと、長く奥まで続く街【奈良井宿】が見えました。街並に入るとそこは別世界・・《江戸時代》へタイムスリップしました。
２階部分がせり出した梁（はり）が特徴の黒いレトロな多くの建物に目を奪われました。
途中、街道の脇には、数か所の古い水場があり、そこから聞こえる流れる水音に耳を澄ませながら、緩やかに上る街道を歩きました。
昼食は、信州蕎麦が有名なので、『おそば屋さん』で舌鼓しました。自然豊かでお水が新鮮な所なので、のど越しが良く、とても美味しかったです。

食事のあと、【木曽の大橋】へ向かいました。ここは、宿場以外で見どころの１つで、樹齢３００年超えのヒノキで造られたアーチ橋で、橋脚のない木製の橋としては日本最大級です。
橋を渡り、青空と信州の山々をバックに、精巧にヒノキが支え合う、重厚感ある大橋を入れて撮影しました。
こうして、信州の山深い歴史ある宿場街で、伝統的な保存建築物と古いヒノキの大橋を見て、古き時代を感じる時を過ごして来ました。