2025年2月号
2025/05/19
2月号.渋谷で「ミュシャのイマーシブ展覧会」を鑑賞して来ました。
先月、「渋谷ヒカリエ」へ【永遠のミュシャ展】を観に行って来ました。最近人気の「イマーシブミュージアム(没入型展覧会)」を鑑賞するのは、埼玉県にある角川武蔵野ミュージアムの「ダリ展」以来で2回目です。
デジタルアートのミュシャの作品を観られるのと、会場内の写真・動画撮影がOKなので、楽しみに当日を迎えました。
エレベーターで9階にあるヒカリエホールへ向かいます。受付をして会場に入ると、大きなスクリーンが6面に広がる空間がありました。そこにはすでに多くの観客が、床にある座布団の上に座って「イマーシブ映像」が始まるのを今かと待っていました。
会場が暗くなり、音楽と共にデジタル演出が始まり、数多くの映像がこちらに迫るように動いてきました。
それはまるで、ミュシャの作品が、何百年も前からタイムスリップして、令和の時に現れたように感じがしました。

華麗な曲線で女性や花など、さまざまなシンボルが描かれているミュシャのアートポスターに、3Dデジタル演出では、色彩が少しずつ吹き込まれていきます。このように動く映像なので、ミュシャが、その絵画を描いているような没入感を感じることできました。
次に、ミュシャの歴史年表や作品の説明が壁一面にある展示会場へ。ここでは、ミュシャの人生や作品を知ることができました。
その他の展示の中で、特に印象に残ったのは、「絵のなかの人物が絵から動き出す3D演出」でした。
ミュシャの描いた人物が生きているように動く姿に、デジタル技術の完成度の高さに驚きました。
こうして、渋谷ヒカリエにて新感覚の没入体験型展覧会で、ミュシャの“色彩のマジック”を堪能することができました。
