１２月号. 古都鎌倉にある【明月院】と【円覚寺】へ行って来ました。

先月、鎌倉市へ出かけてきました。鎌倉は、歴史ある多くの寺社がある古都で有名です。北鎌倉駅を降りると自然豊かな所に、多くの神社仏閣がありました。まずは、アジサイが有名な【明月院】へ。ここは、梅雨の季節には、境内一面が青色のアジサイが咲く景色から“明月院ブルー”とも呼ばれています。明月院の石段を登りきると、本堂が見えました。ここにある“丸窓”は『悟りの窓』ともいわれ、奥に望む庭園の風景を鑑賞することができます。今回は、紅葉前の緑色の木々が、丸窓の奥に広がっていました。また、日本家屋の趣と手前にある色鮮やかな生け花は、まるで絵画のようで感動しました。円窓から奥に見える幻想的な景色を見ることで、心静めてゆったりとした時を過ごすことができて良かったです。

次に、【円覚寺】へ向かいました。境内に入ると、正面に大きな「山門」がそびえ立っていました。この門をくぐり抜けて、坂道を登ると、長く奥まで広がっていました。左奥へ進むと「舎利殿（しゃりでん）」がありました。ここには、鎌倉時代のお釈迦様の歯がまつられています。歯に関わりがあるので縁があると思い、社殿に向かって手を合わせ、当院の患者様の歯の健康をお願いしました。また、鎌倉時代に中国から伝わった古い建築様式の美しい社殿が、今でも目の前に建っていることに驚きと感動を覚えました。

こうして、古都鎌倉で、自然の中に佇む古くからある建築物を見て、充実した時を過ごすことができました。